一人暮らしをする際に炊飯器を必要だと考えがちですが、思ったほど使われず場所を取っているだけという方も少なくありません。
外食が多い人はなおさらですし、炊飯器が無くてもレンジや土鍋を使ってご飯を炊くこともできますからね。
一人暮らしで家電製品を新調しようとしている方は、炊飯器が自分に必要かどうか? 本記事を参考にして今一度考えてみることをおすすめします。
炊飯器を持つことのデメリット
まずは、炊飯器を持つことのデメリットからご紹介していきますね。
初期コストがかかる
炊飯器を購入すると、一人用でも通常5,000円~10,000円程度が必要です。
一人暮らしの初期段階では家賃や家具、他の家電製品など多くの出費が必要となるため、無駄な出費は抑えたいもの。炊飯器を購入しなければ、その分のコストを節約できます。
一人暮らしには多すぎる
炊飯器は一度に多くのご飯を炊けるのがメリットですが、一人暮らしで1日に必要な量は1~2合程度。
- 1合で大盛り2杯分(1杯200g)
- 2合で大盛り4杯分(1杯200g)
毎回1合を炊くために時間や労力を費やすのは非効率ですね。
たくさん作って冷凍庫で保管することもできますが、一人暮らし用の冷蔵庫も容量は限られています。
1合程度なら百均で売っている調理器具を使ってレンジでご飯を炊けますので、効率性を考えると炊飯器は一人暮らしに不向きといえます。
場所を取る
一人暮らし用の1K、ワンルームなどの部屋では、キッチンも最小限のスペースしかないので、炊飯器は意外に場所をとってしまいます。
炊飯器は電源が必要なため、設置場所が限られコンセントも余分に必要となります。
手入れの手間がかかる
炊飯器使用後のメンテナンスは意外に手間がかかるもの。使用するたびに内釜を洗う必要があります。
加えて、放熱板、蒸気口のパッキンもまめに洗わないと、劣化を早めてしまいます。
いずれも凹凸があって洗いにくいうえに、しっかりと乾燥させる必要があります。
炊飯器を使わずにお米を食べる方法
自炊には炊飯器が必需品と考えられがちですが、以下のように他の方法でお米を食べることができます。
炊飯器が必要かどうか見極める判断材料として、参考にしてみてください。
- 電子レンジの使用
- 鍋の使用
- 加熱済みのご飯を温めて食べる
- 外食
電子レンジの使用
専用の調理器具を使えば、電子レンジでお米を炊くことができます。
ただし、電子レンジで加熱したお米は、炊飯器で炊いたものと比べると味が劣ると感じるかもしれません。
味にこだわる方には不向きかもしれませんが、手軽さを選ぶならば電子レンジは最も効率のよい選択肢です。
鍋の使用
ふっくらと美味しい炊き上がりを重視するなら土鍋や圧力鍋がおすすめ。
お米を洗って研いで浸水(夏場は30分、冬場は1時間が目安)させたら、以下の手順により美味しくご飯を炊くことができますよ。
- 鍋に蓋をして中火で加熱。
- 沸騰後、弱火で15分加熱。
- 蓋を開けて水分が無くなっていることを確認。水が残っていれば、1~2分ごと追加して水が無くなるまで再確認。
- 再び蓋をして10~15秒加熱する。
- 蓋をしたまま10分蒸らす。
電子レンジに比べると手間はかかりますが、ご飯を美味しく炊くことができます。
鍋は他の調理にも使えますので、一人暮らしには最低1つは持っておいて損はないでしょう。
加熱済のご飯を温めて食べる
サトウのご飯などのレトルト食品は、電子レンジで温めるだけで食べることができます。
スーパーでは炊いたご飯だけが売っているところも多いでしょう。
それらを買って自宅で食べれば、時間も短縮し外食よりも安くご飯を食べられますね。
外食
外食は家での調理時間を節約でき、忙しい一人暮らしに最適です。
外食でも栄養バランスの取れたメニューを選ぶことで、健康的にも配慮して美味しい食事を楽しめますね。
炊飯器を持たないことのデメリット
一人暮らしをする際に炊飯器を持たない場合、注意すべきいくつかのデメリットがあります。
それぞれのメリット・デメリットを考慮のうえ総合的に判断して、炊飯器を持ったほうがよいかどうかを検討しましょう。
手間がかかる
炊飯器がない場合、自炊の際にかかる手間が増え効率が下がることが考えられます。
例えば、土鍋や圧力鍋でお米を炊く場合、コンロを長時間使わなければなりません。
炊飯器があれば、ご飯を炊いている間にコンロや電子レンジを他の調理に使えるので、効率よく自炊が進められます。
コストがかかる
ご飯を炊くのが手間だと感じると、外食や宅配中心になりがち。そうすると、自炊よりも食費が多くかかります。
その分、時間を効率的に使うことができるわけですが、自分にとってどちらが重要かをよく考えてみましょう。
味の保証はない
前述のとおり電子レンジでの調理は、炊飯器で炊いたご飯と比べると味が劣ることもあります。
炊飯器であれば、水分量さえ間違わなければ一定の品質でご飯を炊くことができます。
味に関しては少なからず妥協が必要であることは、認識しておきましょう。
自宅での食事の質と調理にかかる手間を考慮し、どの方法が自分に最適かを見極めることが重要です。
炊飯器が不要な人とは?
これまで述べてきた内容を踏まえ、一人暮らしで炊飯器が不要な人の特徴について考察していきます。
自炊をしない
自炊をほとんどしない方なら、自宅でお米を炊くこともあまりないので炊飯器は無くても困らないでしょう。
外食や宅配サービスの利用で効率的に食生活を送ることができますので、炊飯器を持っていても無駄になる可能性があります。
キッチンが狭い
特に1Kやワンルームのような狭い部屋は、キッチンも十分なスペースがないことがほとんど。
キッチン以外の場所に炊飯器などを置くと、生活空間を圧迫してしまいます。
不必要なスペースの使用を避け、部屋の電源を効率的に管理することも重要です。
一人暮らし初心者
新しく一人暮らしを始めたばかりの時期は、他のことに多く時間を取られ自炊する余裕がないかもしれません。
仕事や学業、洗濯や掃除などの家事は放置すると生活に支障があるので、自炊の優先順位は低くなります。
新生活の最初のうちは忙しさが増し、肉体的および精神的なストレスを感じることもあります。
生活リズムが確立されるまで炊飯器の購入は見送り、様子を見てからでも遅くはありませんね。
炊飯器が実際に必要だと感じた時が購入のタイミングです。
まとめ
炊飯器は一人暮らしには必ずしも必要ではなく、場所を取る、初期コストがかかる、手入れが面倒などのデメリットがあります。
一方で外食や電子レンジ、土鍋での調理など、他の方法でもお米を食べることはできます。
炊飯器を持つべきかどうか検討している方は、自分のライフスタイルに本当に合っているか再考してみてはいかがでしょうか?