一人暮らしをする男性にとって、必要なものを考えてみましょう。
余計なものを多くそろえてしまうと、場所を取ったり使わずに終わったりすることもあるので、最初に何が必要かをよく考えておきたいもの。
今回は、一人暮らしをする男性にとって必要なものについてや、必須ではないけどあると便利なものなどをご紹介していきます。
部屋に最初からあるものは?
既に設置されているものがあれば、新たに購入する必要はありませんね。何があるかを確認してみましょう。
エアコン
部屋にエアコンが付いている場合は、新たに冷暖房器具を購入する必要はありません。万が一ない場合は、地域や季節を考慮して購入を検討しましょう。
照明
前の住人が残したか、物件に元からついている照明があれば安心です。もし照明がなければ、引越し日から必要になるので事前に準備が必要です。
その他、以下のものが部屋に設置されていないか、事前に確認しておきましょう。
- 冷蔵庫
- コンロ
- 鏡(クローゼットの扉や玄関周り)
- 物干し竿(ベランダ)
一人暮らしに必要な基本アイテム
一人暮らしを始めるために、最低限揃えておくべきアイテムを紹介します。
寝具一式
最初に必要なのは寝具です。季節に応じてタオルケットや毛布も必要になることがあります。ベッドを用意することで、衛生的で快適な睡眠が得られます。
寝具に含まれるもの:枕、掛布団、敷布団、シーツ、カバー、タオルケット、毛布、クッション、ベッド、マットレスなど。
カーテン
カーテンはプライバシー保護に不可欠。外から室内が見えないよう、引越し当日からすぐにカーテンを用意することが大切です。
部屋の窓のサイズを事前に測定しておくと、カーテン選びがスムーズに進みます。特に角部屋の場合は、窓の数やサイズが異なることが多いためあらかじめ確認しておきましょう。
ローテーブル
ローテーブルは部屋で快適に食事をしたり、書類作業を行うために便利です。折りたたみ式のテーブルは、使わない時にはスペースを取らずに収納できるためおすすめです。部屋を広く活用できますよ。
衣類収納
セーターやTシャツ、下着などを収納するのに、引き出し式の衣装ケースが扱いやすく便利です。比較的安価ですし、部屋のサイズに合ったものを必要な量だけを購入できます。
様々な深さの引き出しを選べば、効率的に収納可能です。転勤が多い方に特におすすめです。
洗濯機
洗濯はたちまち必要になるため、引越し時に洗濯機を設置しておくと良いでしょう。乾燥機付き洗濯機は便利ですが、高価で場所を多く取ります。一人暮らし出れば全自動洗濯機で十分でしょう。
また、洗濯物を干す設備も事前に整えておく必要があります。ベランダがある場合でも、梅雨時や雨の日は室内での干し場所が必要ですからね。
空間が限られている場合は、壁に突っ張り棒を設置してスペースを有効に活用しましょう。室内外用の洗濯物ハンガーや物干しをそれぞれ用意しておくと便利ですよ。
バスルーム用品
バスルーム用品も初日から必要になります。バスマットを敷きっぱなしにする方も多いですが、衛生的には望ましくありません。
バスタオルで足拭きも代用して、使用後にすぐ洗濯できるようにするとよいですね。
シャンプー、コンディショナー、ボディーソープ、ボディータオル、フェイスタオルも忘れずに準備しましょう。
文房具
文房具類も引越し初日からすぐに必要となります。荷解きや宅配便の受け取り、公共料金の手続きなど、初日から使用する機会が増えるので、少なくともボールペン、はさみ、テープ、のり、印鑑などは携帯バッグに入れておくと便利です。
清掃用具
新居での生活を快適にスタートするため、清掃用具は初日から使うことになります。ワンルームアパートでも、掃除機がない場合は雑巾があれば簡単な掃除はできます。
例えば、雑巾、クイックルワイパー、コロコロ、各種洗剤、トイレブラシ、ほうき、ちりとり、バケツ等々、リビング、玄関、キッチン、トイレ、バスルーム用の清掃グッズを最低限そろえておくとよいですね。
ティッシュ&トイレットペーパー
ティッシュとトイレットペーパーはまとめ買いしておくと、しばらく購入する必要がなくなるため便利です。引越し初日から使えるように、これらも準備しておきましょう。
ゴミ箱&ゴミ袋
清潔な室内を保つために、ゴミ箱が不可欠です。リビングやキッチンに適した場所に設置し、ゴミの分別を心がけてください。分別方法やゴミ出しの曜日は、引越し先のルールを守ってくださいね。
ゴミ箱の大きさは生活スタイルに合わせて選び、ゴミ袋は地域による指定がある場合が多く、初日から必要なサイズと種類を用意することが重要です。
一人暮らしにあると便利なものは?
必須ではないけど、あると便利なものについてみていきましょう。
テレビ&テレビ台
最近はスマートフォンでほとんどの娯楽が楽しめるため、テレビがなくても生活に支障はないかもしれませんが、一人暮らしを始めたばかりの時は寂しいもの。
テレビがあると、何もない部屋で人の声が聞こえるだけで孤独感が和らぎます。ワンルーム向けには32インチ程度のテレビが適しており、テレビ台も必要になります。
新規に購入する場合は、配送と設置を一緒に依頼すると効率的です。
ソファー
ソファーは二人掛けが適当ですが、ベッドやテーブル、テレビ台と一緒に配置すると部屋が狭く感じるかもしれませんね。
購入を検討する際は、玄関からの搬入経路を考慮し、部屋のスペースに合ったものを選ぶようにしましょう。
カーペット&ラグ
フローリングやクッションフロアの部屋では、テーブル周りにカーペットやラグを敷くと過ごしやすいですよ。
引越し時にカーペットをあらかじめ用意して設置しておくと便利ですが、後から追加することもできるので最初は無くてもよいでしょう。
本棚
本を適当に置いておくと部屋が散らかって見えがち。本棚を整理しておけば、読みたい本がすぐに見つかります。
本をあまり読まない場合は本棚が要らないかもしれませんが、小物の収納にも使えるため一つあると便利です。
パソコン
テレワークが普及して、自宅でも仕事をする方も増えました。資料作成などお家でも仕事をしたい場合は、パソコンと作業に適したデスク、チェアが必要です。
基本的なインターネット検索やメール、動画視聴などはスマートフォンでも十分ですから、仕事や自宅での過ごし方によって購入を検討しましょう。
アイロン&アイロン台
ワイシャツやスーツなどを頻繁に着る場合はアイロンとアイロン台が必要ですが、形態安定のシャツを選べばアイロンは不要です。アイロンは実際に必要になってから購入を検討することが賢明です。
調理器具
お湯を沸かすだけなら電気ケトルが便利ですが、簡単な料理には一口コンロが必要です。部屋にコンロがない場合、カセットコンロがおすすめ。
自炊をしない場合でも、少なくとも一つの鍋やフライパンがあると簡単な料理やインスタント食品の準備に役立ちますよ。
電子レンジ&トースター
コンビニ弁当や冷凍食品を温めたり、簡単な調理をするにも電子レンジはとても便利。外食中心であれば無くても生活できますが、お手頃な商品も多くあるので是非買っておくことをおすすめします。
一方、トースターはパンや餅を焼くのに便利ですが、キッチンが狭い場合はレンジ機能付きのオーブントースターがよいですね。
炊飯器
自炊をして食費を節約するなら、炊飯器でご飯を炊くのがおすすめ。炊いたご飯を冷凍保存しておけば、必要な時に簡単に温めるだけで食べられます。
頻繁に外食やコンビニ弁当を利用するなら不要かもしれませんが、電子レンジと同様にあると大変便利なものです。
電気ケトル
電気ケトルは、寒い季節にすぐに温かい飲み物を楽しむために役立ちます。コーヒーやスープなどを手軽に準備できるため便利ですが、使用頻度が低い場合はすぐに購入する必要はありません。生活のペースが分かってから必要に応じて購入するのが良いでしょう。
冷蔵庫
飲み物や冷凍食品の保存には、冷凍機能付きの冷蔵庫が適しています。自炊をしない場合でも、食費を抑えるために冷蔵庫は便利です。冷蔵庫は大きいので、引越し時に搬入して設置するのが最適です。
食器&食器収納
少なくとも2セットの食器があれば、日常生活で不便はありません。小さめと大きめのプレート、ボウル、グラス、マグカップ、箸、スプーン、フォーク、ナイフなどがあります。
これらは通常のキッチン収納で管理できるため、大きな食器棚は必要ないかもしれませんね。
常備薬
一人暮らしでは、体調を崩したときにすぐに対応できるように、基本的な常備薬を持っておきましょう。
解熱剤、風邪薬、胃腸薬、バンドエイドなどがあれば、すぐ病院に行けない場合でも応急措置ができます。
まとめ
一人暮らしを始める際には、必要最低限のアイテムを事前に整理しておくことが大切です。部屋にすでに設置されているものは確認し、不足があれば補うようにします。
特に初日から必要となるカーテンや文房具、清掃用具をはじめとする日常生活で必須のものは、引越し前に準備しておくと安心ですね。
生活スタイルに合わせて、必要に応じて追加するもの(例えばテレビ、ソファ、パソコンなど)は、随時購入を検討していけばよいでしょう。
限られたスペースの中での生活を考えると、ものが増えすぎてもかえって生活を窮屈にする原因となるため、物を選ぶ際にはその利便性や必要性をじっくりと考えることが望まれます。